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石鹸について about soap

石鹸の歴史<日本伝来>


石鹸が日本に伝来したのは、天文12(1543~96)年頃までに渡来したポルトガル船やスペイン船によるとされています。

当時の石鹸は、一部の武家とキリシタン社会の人々に使われました。当時は洗浄することではなく、子どもの玩具(シャボン玉)として親しまれていたようです。

石鹸がはじめて日本に入ってきてからなんと300年あまり経った明治3(187)年頃、ようやく日本でも固形石鹸が作られるようになりました。最初の製造は、京都舎密局(官立化学研究所)で行われました。このときの石鹸は、牛脂とナスの灰汁(あく)を飴状にし、ハマグリの殻を容器にしたもので、とても石鹸とはいいがたい代物でした。

その2年後、横浜の「堤礒右衛門石鹸」が最初の民間石鹸製造として登場し、その石鹸は棒状の洗濯石鹸でした。

さらに、その数年後からたくさんの石鹸製造業が起業し、現在、その流れをルーツとした会社もいくつか存在しています。

石鹸は、文明開化、産業振興のシンボルのひとつであり、石鹸製造業が化学工業の出発点となりました。

産業革命以降は、大量生産が可能となったため価格的にも入手しやすくなり、瞬く間に石鹸は世の中に広まっていきました。

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