石鹸の歴史<中世の石鹸:ヨーロッパ>
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8世紀頃には、南ヨーロッパで石鹸業者も登場し、手工業的な石鹸の製造が各地で発達し始めました。
12世紀頃には、フランス・マルセイユでオリーブオイルとバリラ(海藻灰・植物ソーダ)が原料となる現在の固形石鹸に最も近い石鹸が誕生しました。当時の石鹸は大変高価なもので、裕福な家庭でさえも日用品としては使用できないほど価値の高いものだったそうです。同時に、この頃から、カリ石鹸(軟石けん)からソーダ石鹸(硬石けん)へと移行していきました。 13世紀には、スペインでカスティーユ石鹸が誕生し、その後、14世紀には、スペインの都市・アリカンテ、カルタゴノバ、マラガ、15世紀には、イタリアの都市・ベニス、サポナ、17世紀には、フランスのマルセーユ、イタリアのサポナ、ジェノバなどがヨーロッパの石鹸製造地として栄えました。 そして18世紀になると、フランス人のルブランが、工業的にアルカリを製造する合成ソーダ法(ルブラン法)を発明し、石鹸工業は飛躍的に発達していきました。 |

